透き通るような薄さと軽さ「永峰製磁の波佐見焼皿」


伝統から生まれた技を現代の生活へ
波佐見焼の産地である長崎県波佐見町は、約400年以上続く焼き物の町として有名です。当時は高級品であった陶磁器製品の中でも、大量生産することを叶えた波佐見焼は有田焼や伊万里焼と共に発展を続け、今もなお私たちの日常にはなくてはならない伝統工芸品の一つとなっています。
今回ご紹介する波佐見焼の窯元である永峰製磁は昭和初期、手作りろくろの名手であった初代が創業、現在も昔と変わらない製法で一つひとつ丁寧に作り上げています。

江戸時代には「くらわんか碗」(飲食物を売る船で使われていた丈夫な食器類)や「コンプラ瓶」(輸出時に醤油などを入れていた徳利のような瓶)など、丈夫で普段使いできることで重宝された波佐見焼ですが、その流れを受け継ぎつつ、新たな進化を続けています。


  


透き通るほどの薄さと白さ
こちらの「和モダンシリーズ」は厳選された素材を使用し、生地は驚くほど薄く成形されています。陽にかざせば透き通っていることがわかり、その薄さを体感していただけます。きめ細やかで滑らかな肌ざわりと、まるで円を幾重にも重ねたような千段彫りは控えめながら白磁の存在感を際立たせており、繊細で美しいしフォルムの器です。


  

▲透けるように薄く、持ったときにはその薄さに驚きます。

透明感のあるクリアな白色であるにもかかわらず、手に取れば温かみを感じるのは歴史と伝統の技術を用いているということだけでなく、職人の手づくりによる心意気が感じ取れるからでしょうか。

繊細な線で描かれる伝統文様


  

器の中央には藍色もしくは朱色で、日本の伝統的な文様が描かれおり、シンプルでありながら現在の生活空間にも馴染み、より一層白磁を引き立たせています。まさに「和」と「モダン」が同居した親しみやすい雰囲気です。

・矢羽(やばね)
矢の後部につける鳥の羽の文様。放った矢のように、目標などに向かって真っ直ぐ進むことを意味します。

・七宝(しっぽう)
円形が四分の一ずつ重なり合っている文様。円満を象徴する円が繋ぎ合わさっていることから、良縁や人間関係の円満を意味します。

・青海波(せいがいは)
半円形を連ね波に見立てた文様。寄せては返す穏やかな海の波のように、平穏な暮らしがいつまでも続くことを意味します。

・市松(いちまつ)
色の違う四角形を交互に配した文様。途切れなく繰り返される石畳に似ていることから、長寿や永遠の平和を意味します。

・唐草(からくさ)
花や葉の形を蔓に見立てた曲線でつないだ文様。植物の生命力溢れる様子から、子孫繁栄などを意味します。


  


利便性とデザイン性を兼ね備えた薄さ
サイズは直径11cmの小皿とあらゆるシーンで使い勝手の良い19cmのものをご用意。醤油やタレ、薬味はもちろん、お菓子や漬物の盛り付け、また取り皿としても扱いやすいサイズで日常使いに最適です。同じ文様をサイズ違いで揃えるのも素敵ですね。


  

薄くて軽いので重ねても持ち運びが簡単、常備しておきたいコンパクトサイズです。


  

小皿に一品ずつ盛り付ければ特別感を演出できます。突然の来客時などでも、いつものメニュー、冷凍食品、買い置きのお惣菜もあっと言う間におもてなし料理に変身です。

創業80年余りの歴史の中で日本の伝統とモダンを両立させ、進化し続ける永峰製磁、そして進化し続ける波佐見焼について、これからの進化も注目し続けていきたいですね。




― おすすめ商品 ―
波佐見焼 和モダン 19cm皿 矢羽