黒に映える奥ゆかしい蒔絵文様「Studio GALAの硯SUZURIシリーズ『MAKIE』」


普遍的な暮らしの豊かさを追求するStudio GALA
デザイナー小林良一氏が主宰するStudio GALA(スタジオガラ)は日本各地の伝統工芸品に着目し、斬新かつ新しい発想で現代のインテリアにも馴染む商品作りを続けています。そうした、1980年代に誕生したストーン・テーブルウェア「SUZURI」シリーズは30年の歳月を経て今もなお多くの人々を魅了しています。

「SUZURI」シリーズの器は玄昌石と呼ばれる良質な粘板岩(スレート)で作られていて、日本有数の産地 でもある宮城県北東部にある雄勝町で採取されたものです。Studio GALAでは地元の石材工場の協力を得て商品開発を行ってきました。 日本の風土と歴史が育んだ自然と人間の伝統と技術を融合させ、現代の人々に感動を与える商品作りを目指しています。
中でも、「SUZURI」シリーズの『MAKIE』(蒔絵)は日本の漆工芸に見られる独自の手法で、器の表面に漆で文様を描きそこに金、銀、スズなどを付着させた他に例を見ないものです。


繊細な金銀の線で描かれる吉祥文

  

「糸巻き」はその名のとおり糸を巻きつける道具として昔から用いられ、さらに長い糸は長寿や子孫繁栄の象徴とされてきました。また古来の日本人女性にとって裁縫は重要な仕事でもあったことから、手仕事が上手にできるようにとの願いが込められ、結婚の際には糸巻き文様の着物や帯を持って行く習慣もあったそうです。
蒔絵糸巻はまるで糸巻きの様で、巻き付いた繊細な細い金銀の糸が器に華やかな表情を加えています。正方形小と長方形大の2サイズあります。

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滑らかな光沢としっとりと艶やかな銀
「霧」は寒暖の差が激しい時など様々な自然環境が重なり発生し、主に季節の変わり目に多く出現すると言われています。特に「朝霧」は太陽が昇ると消えてしまい、その発生時間は1〜3時間と限られていて、日本の四季や風土を感じることができる儚く幻想的な風景の一つです。

  

蒔絵朝霧はまさにその景色を閉じ込めたような器です。黒い器一面に銀色の蒔絵が施され、しっとりと艶やかに輝く佇まいはあたかも山に浮かぶ雲海の様です。大胆な色使いながらも大自然の優しい息吹を感じるような器です。

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1本ずつ丁寧に描かれる伸びやかな蔓

「蔓草」は茎が蔓になる草の総称です。蔓植物が絡み合った形に実、葉、花を加えて表現したものが唐草模様と呼ばれており、日本人には馴染みのある文様です。また蔓草は生命力が強くどこまでも伸びてゆく様に見えることから長寿や子孫繁栄の象徴として婚礼調度品などの柄にも使用され現代でも広く親しまれています。

  

蒔絵蔓草は滑らかに磨き上げられた器の側面に蔓草が装飾されています。なかなか見えないからこその存在感が「秘すれば花」のような日本特有の美学を感じます。

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日本は小さな島国でありながら四季折々の豊かな自然と歴史や伝統、各地で受け継がれてきた文化や技術があります。「SUZURI」シリーズはそれぞれの器に込められた思いを感じることができます。現代人の心に今一度、「暮らしの豊かさ」とは何かを語りかけてくれる、私たちの五感に語りかけてくれる器たちです。実際に手に取り、見て、触れて、体感してみてください。




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