無駄を削ぎ落とすことで生まれる上質な黒「Studio GALAの硯SUZURIシリーズ」

普遍的な暮らしの豊かさを追求するStudio GALA
デザイナー小林良一氏が主宰するStudio GALA(スタジオガラ)は日本各地の伝統工芸品に着目し、斬新かつ新しい発想で現代のインテリアにも馴染む商品作りを続けています。そうした、1980年代に誕生したストーン・テーブルウェア「SUZURI」シリーズは30年の歳月を経て今もなお多くの人々を魅了しています。
良質な素材とシンプルながら洗練されたデザイン
宮城県北東部にある雄勝町は太平洋に面し、海産物が美味しいことで有名です。また、良質な粘板岩(スレート)の産地としても有名で、それらの良質な粘板岩は古くから硯の材料として使用されてきました。この地域で生産される「雄勝硯」は室町時代から作られていたとも言われ、およそ700年の歴史があり、昭和後期には経済産業省が認める日本の伝統工芸品にも指定されています。

「SUZURI」シリーズの器は雄勝町の「玄昌石」と呼ばれる粘板石の一種で作られたものです。
玄昌石は粒子が均質で圧縮、曲げに強く、水分を通さず、長年変質しないという性質があり、磨くと艶やかな光沢が生まれます。また石の目に沿えば薄く削ることができるのが特徴です。
Studio GALAでは地元の石材工場の協力を得て商品開発を行ってきました。日本の風土と歴史が育んだ自然と人間の伝統と技術を融合させ、現代の人々に感動を与える商品作りを目指しています。
玄昌石は粒子が均質で圧縮、曲げに強く、水分を通さず、長年変質しないという性質があり、磨くと艶やかな光沢が生まれます。また石の目に沿えば薄く削ることができるのが特徴です。
Studio GALAでは地元の石材工場の協力を得て商品開発を行ってきました。日本の風土と歴史が育んだ自然と人間の伝統と技術を融合させ、現代の人々に感動を与える商品作りを目指しています。

多彩な表情をもつ美しい黒
「SUZURI」の魅力のひとつはその「美しい黒」。「青みがかったような黒」、「漆黒」などと評されることもあり、見る角度や光の加減で様々に変化し、くるくると変わるその表情は見るひとを楽しませてくれます。
器の表面は平らではなく少しザラつきがあります。玄昌石の特徴でもある薄く削がれた石肌の風合いは、硯職人が一枚ずつ丁寧に手作りしているからこそ、天然石ならではの個性が引き出されています。
独特な風合いとマットな質感、上質な黒色はどんな料理でもその美味しさを引き立ててくれる器です。さらに、果物やスイーツなどを盛り付けても、いつもと違った魅力を引き出してくれそうですね。
器の表面は平らではなく少しザラつきがあります。玄昌石の特徴でもある薄く削がれた石肌の風合いは、硯職人が一枚ずつ丁寧に手作りしているからこそ、天然石ならではの個性が引き出されています。
独特な風合いとマットな質感、上質な黒色はどんな料理でもその美味しさを引き立ててくれる器です。さらに、果物やスイーツなどを盛り付けても、いつもと違った魅力を引き出してくれそうですね。

多くの一流レストランやホテルでも採用され、その確かな価値が認められています。器のサイズはバリエーションも豊富です。

毎日の食卓はもちろん、ホームパーティーやリビングなどのインテリアの一部として、飾り台でも活躍してくれそうです。余計な装飾を省き、シンプルで洗練された器たちは主張しすぎず、独特の存在感で私たちの日常を彩ってくれます。
こうした日々の生活に目を向け、大切にすることこそが私たちの心を豊かにしてくれるのかもしれません。
こうした日々の生活に目を向け、大切にすることこそが私たちの心を豊かにしてくれるのかもしれません。