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漆芸家 小椋範彦 Vol.2 伝統は創造する
2018年10月9日
日本を表すアルファベット、JAPANを小文字で綴ると、漆や漆芸を示す言葉になる。室町時代末期、ポルトガルからやってきた宣教師は蒔絵を施した漆器の美しさに心を奪われ、聖書をのせる書見台、キリストの像を収める厨子を誂える。さらに貿易商たちも華麗な漆芸に着目し、洋風の文様で調度品を次々に蒔絵師[…]
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漆芸家 小椋範彦 Vol.1 蒔絵の新しい地平へ
2018年10月9日
日本を表すアルファベット、JAPANを小文字で綴ると、漆や漆芸を示す言葉になる。室町時代末期、ポルトガルからやってきた宣教師は蒔絵を施した漆器の美しさに心を奪われ、聖書をのせる書見台、キリストの像を収める厨子を誂える。さらに貿易商たちも華麗な漆芸に着目し、洋風の文様で調度品を次々に蒔絵師[…]
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茶道宗和流十八代 宇田川宗光 Vol.2 シェイカーの音が響く茶室
2018年7月23日
「もともと、私はBarにあまり行った事がなかったんですね。それにカクテルが美味しいとも思えなかった。ところが、浜崎さんの作るカクテルに出逢って、初めて美味しいと思えたんです」。そう語る宇田川が、どのようにして一見相容れない、異なる世界と感じられる「茶室×Bar」という構想に辿りついたのだろうか。[…]
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茶道宗和流十八代 宇田川宗光 Vol.1 夜咄綺譚を織りなす人
2018年7月23日
夜咄Sahanを訪れた日は、雨の夜だった。看板もないこじんまりとした民家の引き戸を開けて入れば、内側には露地があり、連子窓と太鼓張りのにじり口から洩れる柔らかな灯りが茶室へと誘っていた。音はなく、ただ温かな気配だけがする。さっきまで、濡れたアスファルトにネオンが映る都会の喧噪を歩いていたのだが、[…]
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刀匠 河内國平 Vol.2 現代に蘇る名刀の景色
2018年1月18日
日本刀の見どころの一つである地鉄。その美しさは刀鍛冶の鍛錬によって決まる。「鉄の処女性を保て、ということを弟子によく言う。それなら火にくべらんといたらええけど、やっぱり火の中にくべる。それで殺すな、生かせというのは非常に難しいところやけど、そのギリギリのところを追いかけていく。名作とはそういうもの[…]
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刀匠 河内國平 Vol.1 名刀に賭ける人生
2018年1月18日
美しい清流と深い山々に囲まれた奈良県東吉野村。若雄のニホンオオカミが日本で最後に捕獲された場所としても有名なこの地に、河内がやってきたのは1972年のことだ。安土桃山時代から始まった刀鍛冶の家系に生まれた河内は、もともと家業を継ぐ気はなかったという。終戦後、武器製造禁止令が出たために父 […]
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木工藝家 須田賢司 Vol.2 雅趣に富む独自の作風
2018年1月18日
須田が岐阜に工房を構えて、四半世紀余りの歳月が過ぎようとしている。祖父の代から東京の下町で暮らしてきた須田にとって初めての引っ越しだった。転居のきっかけは東京の地価が高騰し、材木商たちが木材を仕入れた後、長期保存して乾燥させておく土地を持つことが難しくなったことが大きな要因だった。「木を[…]
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木工藝家 須田賢司 Vol.1 清雅を標に
2018年1月18日
板や棒状に整えた木材を組み合わせて小箱や家具などの調度品を作る技法を指物という。木の乾燥具合を知り、10ミクロンの厚さの違いを見分け、仕上がりを確かめ、精緻に作り上げていく木工藝の技の集大成。祖父・桑月、父・桑翠と約110年続く木工家の系譜に生まれた須田賢司は、3代目にして重要無形文化財[…]
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